こんにちは!
AIイラストを作成しているとどうしても色々と試してみたくなりますね。
特に最近気になっていたのが、原作ありきのキャラの特徴をどこまで忠実に再現できるのか?ということです。
目下、人気の漫画やアニメのキャラを色々と試している最中です笑
AIイラストのアニメ絵再現度が気になる
AIアートの進化がめざましく、アニメや漫画の絵柄まで再現できるようになってきました。
でも、人気のある一般的な絵柄はもちろんですが、ちょっとニッチな作品や独特なタッチのキャラクターまで忠実に再現できるのか、気になりませんか?
わたし自身、好きなキャラクターを自分の手で描くのは難しいけれど、AIならもしかして再現できるかもと思い試行錯誤を重ねています。
AIでオリジナルキャラを生み出す楽しみはもちろんあるのですが、アニメ・漫画の再現度を高めるというのも面白いですよね。
人気アニメ(漫画)「スキップとローファー」を再現してみる
というわけで、第一弾は大人気漫画(アニメ)「スキップとローファー」の岩倉美津未ちゃんで試してみたいと思います!
四白眼という特徴的な見た目に、アニメ版は黒沢ともよさんの天才的演技が光っていてお気に入りのキャラクターです。
「第20回中国アニメ・マンガ金龍賞」での海外特別賞「海外アニメ賞」も受賞したというからも、世界的に愛されているということがわかりますね。
今回はあえてAIではなかなか再現が難しそうなキャラを選んでみました笑
美津未ちゃんの素朴でピュアな雰囲気を、AIでどこまで再現できるのか挑戦してみたいと思います!
PicLumenを使って生成する
私が主に使用している生成AIツールはPicLumenというものです。
完全無料で全ての機能が使える+操作がシンプルで初心者にも優しくておすすめです。
ちなみにGoogleのアカウントさえ持っていれば秒で始められます!
まず、アニメのキャラ名のみでAIが認識するのかがシンプルに気になったので、「プロンプト」のみで試してみましたが、流石に別のキャラクターになってしまいました(笑)
OK.
というわけで、ここから本気でやってみます。
生成モデルはPicLumen Anime V2にしています。その上で、各シチュエーションに対応したキャラクターの画像を用意しAIに読み込ませ、特徴を忠実にプロンプトを入力します。
強度は弱めから試してみましょう。
尚、強度と言う概念は以前の記事で説明していますので以下の記事をどうぞ!
強度0.2
プロンプト
「教室の椅子に座らせる 女子高生 四白眼 スマイル アニメ塗り ミディアムボブ ブラウンヘア さわやか 学校生活」
さすがに強度0.2だと大分イメージ変わります(笑)
でもこれはこれで可愛い!
四白眼ではなくなりましたが、つり目なところはしっかりと継承していますね。
画像の強度を上げるほど、読み込ませた画像のイメージに近くなります。
プロンプトは具体的であればあるほど、イメージに近い結果が得られます。
ネガティブプロンプトを使って、不要な要素を排除することもできます。
続いて、少し画像強度をあげて別のシチュエーションを試してみましょう。
強度0.5
次は強度を0.5にして、電車の中のシチュエーションを生成してみます。
プロンプト
「電車内に座らせる 女子高生 四白眼 少し眠たい アニメ塗り ミディアムボブ ブラウンヘア」
おー。さすがに強度0.5だと、美津未ちゃんに近づきましたね!
目つきなどキャラの特徴と可愛さがうまく融合されていて、このくらいがバランス良いかもしれない。
強度0.7
続いて0.7です。
1.0とかにしてしまうと画像そのまんまになるケースも多いので、強度は0.7くらいまでに留めていくことがおすすめです。
プロンプト
「一生懸命走っている 女子高生 四白眼 アニメ塗り ミディアムボブ ブラウンヘア」
凄い!
なんかカッコいい感じになりました!
強度0.7だとデザインもかなり本家に近づきますね!
結果
生成された画像は、どれも美津未ちゃんの雰囲気をよく捉えています。
彼女の素朴さや真面目さが表情に表れていて、しっかり画像を認識しているということがわかりますね。
強度を変更してもイメージをちゃんとキャラクターのイメージを保てるって、AIの技術って本当にすごいです。
まとめ
今回、PicLumenを使って「スキップとローファー」の岩倉美津未ちゃんを再現してみました。
ニッチな絵柄や特定のキャラクターでも、プロンプトを工夫すればかなり近いイラストが生成できることがわかりました。
まだ色々と試してみたいキャラはいるので、次回からも色々なキャラクターやシチュエーションでやってみたいと思います。
もっとプロンプトを使いこなせるようになって思い通りのシチュエーションも作りたいです!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!一緒にAIアートの世界を楽しみましょう♪